どうも恋愛オーガナイザーの吉田泰旭です。恋は盲目──若い頃は、それでよかった。でも、年齢を重ねるごとに、恋愛は“感情だけじゃ続かない”ことを、女性は知っていきます。
そしていつしか、
「好き」だけでは動けなくなる。
「条件」や「将来」までを、自然と考えるようになる。
それは冷たい変化ではなく、現実を見つめる力がついたという証拠かもしれません。
今日は、そんな女性たちの変化を“打算的”という言葉で読み解いてみましょう。
恋愛は「夢」から「戦略」へと変わる
10代〜20代前半の恋愛は、どちらかといえば“感情がすべて”。
好きになってしまえば、年収も職業も関係ないし、むしろ「ダメな彼を私が支える!」なんていう自己犠牲の恋も多い。
しかし、30代、40代…と年齢を重ねるにつれて、恋愛は“夢”から“現実”へと形を変えます。
それは、自分の未来に対して責任を持ち始めた証でもあります。
実際に女性たちが気にし始める要素
経済力(=生活の安定)
価値観の一致(=長期的な関係性)
親との関係(=結婚後の生活圏)
健康や外見(=子どもの有無、老後の生活)
「損したくない」が、本音のエンジンになる
20代前半なら「恋に失敗してもまたやり直せる」と思えるかもしれない。
でも30代を越えれば、恋の失敗が人生設計にダイレクトに響くことも出てきます。
その結果、女性の心にはこういうフィルターが自然と生まれます。
「この人と一緒にいて、私の人生はプラスになるのか?」
「もしこの人に振り回されたら、何を失うだろう?」
これは打算というより“防衛本能”に近い。
恋愛で失敗してきた数だけ、女性は慎重になり、冷静に相手を見る目を持つようになるのです。
打算的=冷たい? それとも大人の知恵?
「打算的」と聞くと、どこかネガティブな印象を受けるかもしれません。
けれど、それは本当に悪いことでしょうか?
むしろ、自分の幸せを守るために必要な「選別力」と考えることもできます。
感情だけで突っ走っていた頃には見えなかった「真の相性」や「現実的なリスク」。
それらを判断材料に加えて、ようやく女性は“後悔しない恋愛”を選べるようになるのです。
恋愛の形は変わっても、「幸せになりたい」は変わらない
恋愛観が打算的になるのは、歳をとったせいではなく、人生を真剣に考えるようになったから。
「自分にとって本当に必要な人は誰か」「 一緒に笑って、老いていける人はどんな人か」「 この人となら、何があっても乗り越えられるか」
そんな問いを立てるのは、“本物の愛”を探している証拠です。
まとめ:恋に賢くなることは、強くなること
「昔のように、好きだけで動けない…」と悩む女性は多いかもしれません。
でも、それでいいんです。
むしろ、それが“大人の恋愛”の入り口です。
恋に打算が入るようになったら、それはあなたが
誰かに振り回される恋ではなく、人生を共に歩む人を選ぼうとしている証拠。
年齢と共に深まる恋愛観を、恥じる必要なんてない。
それは、あなただけの“成熟”という名の美しさなのです。
感情に走っていた頃の恋も素敵だった。
でも今は、頭も心も使って選ぶ恋のほうが、もっと素敵だと思いませんか?
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